MTR新路線開通 オーシャンパーク来園者が増加
更新日:2016年12月29日
昨日、地下鉄MTRの新路線「サウスアイランド線(南港島線)」が開通され、沢山の人々により新路線が利用されました。香港の代表的なテーマパークである「オーシャンパーク(海洋公園)」は、海洋公園駅の開通により来園者数が大幅に増加し、今後は閉園時間を23時までに引き延ばす計画があることを発表しています。
オーシャンパークの経営陣はサウスアイランド線の開通を大きなチャンスと捉えており、閉園時間(現在:18時~20時)を23時に伸ばすだけでなく、18時以降の夜間入園料を半額以下にする計画も考えているようです。今年のオーシャンパークは13年ぶりに純損益が赤字となり、経営改善策として非居住者は1月、居住者は2月末から入園料を438香港ドルに値上げすると発表されましたが、値上げの撤回については残念ながら発表されませんでした。
なお、サウスアイランド線の利用者に香港メディアがインタービューをおこなったところ、「車内からはジェットコースターに乗っているかのような景色を感じることができて良かった」、「車両の安全上の問題は感じず、安全であると信じたい」と多くの利用客が答えたようです。
サウスアイランド線の開通で盛り上がる一方、オーシャンパーク行きのバス利用者は80%減少したことも発表されており、バスにおいては路線の再編成や廃止なども予定されています。