HSBC銀行 LGBT（同性愛者など）大胆支持で炎上

HSBC銀行（セントラル本店）の象徴であるライオン像がレインボーカラーに塗り替えられ話題となっている中、HSBC銀行は公式facebookページ上でLGBT（レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー）を支持するという投稿をおこない、現在は一部の個人や団体より怒りを買っている状況です。

HSBC銀行はLGBTを積極的サポートしている企業としても有名ですが、今回のようにfacebook上で「LGBTサポートのため2匹のライオンを虹色にしました。家族や友人にも知らせてサポートしましょう。」といった投稿や、ライオン像の色を塗り替えるといった活動は珍しく、LGBT否定派のみならず、株主や顧客からも適切な活動ではないとして大きな批判を浴びている状況です。反LGBTグループは、抗議署名運動を開始しており、3,000名からの署名が集まり次第、HSBC本店前で抗議活動をおこなうと発表しています。

なお、HSBC銀行が投稿をおこなったFacebook記事には、現在4,000件以上の「いいね！」が集まっています。コメント欄には以下のように、賛成派・否定派からのコメントが入り乱れて投稿されています。

■賛成派
・良くやった！サポートします。虹色のライオンが見たい。
・こんな繊細なトピックは大企業であるHSBCだからこそ扱える。誇りに思います！
・様々なバックグラウンドの人々が利用する銀行なので、この姿勢は素敵。

■反対派
・HSBC口座はもう使いたくない。偏った価値観でばかげている。
・こんな繊細なトピックに触れるより、ビジネスに集中しろ！
・ネット上で炎上するのは予測できるので差別を助長するのでは。

なお、レインボーカラーのライオンは香港ローカルのLGBTアーティストであるマイケル・ラムさんがデザインを手掛け、多様性の中の統一や誇りを表現しているとのことです。