蘭桂坊で無差別殺人未遂。周囲は大パニック
更新日:2016年08月12日
昨日の22時頃、香港最大のナイトスポット「蘭桂坊(ランカイフォン)」で、肉切り包丁を持った男性(37歳香港人)が現れ、通行人を無差別に切りつけようとする事件が発生しました。拳銃を手にした警官との15分間にわたる攻防の末、この男性は逮捕となりましたが、3人の警官と1人の通行人が軽傷を負い病院に搬送されました。
男性が手にしていた肉切り包丁は、現場近くの有名中華レストラン「鏞記(ヨンキー)」のキッチンから強引に奪われたもので、ヨンキーの従業員により警察への通報がおこなわれたようです。ランカイフォンに男性が現れてから周囲はパニック状態となっていたようですが、警官がすぐに駆け付けてからは少しづつ落ち着きを取り戻していたようです。
警察の取り調べに対し犯人は「人々を切り刻みたかった」と発言しており、酔っぱらっていたことが原因なのか精神的な問題を抱えているのかは現在調査中とのこと。いつもはお酒を片手に楽しむ人で賑やかなランカイフォンですが、昨日は物騒な夜となりました。