香港にある昆虫料理レストランが話題!
更新日:2016年07月21日
九龍の鑽石山(ダイヤモンドヒル)の工業地域にある、昆虫料理が食べられるレストラン「雲南人家」がSCMPの話題として取り上げられています。
雲南人家では、スズメバチの幼虫、蜂やセミのサナギ、イナゴ、蛾の幼虫などを油で揚げて塩こしょうで味付をし提供しています。訪れた利用客は「見た目は気持ち悪いが味はいける!」「昆虫食は地球環境に優しい!」などと意外にも評判で、徐々に注目が集まっているようです。
雲南人家を経営する夫婦ですが、ミャンマーやラオスに面する中国の雲南(ユンナン)の出身であり、雲南地域では人口の大半を占める少数民族により、昆虫を主食とする文化が発達しているそうです。この夫婦が香港に移住してきた際に、昆虫が食べられるレストランがなかったため、7年前に開店を決意したとのこと。
昆虫はタンパク質やミネラルが豊富でありコレステロールを含まないことから健康的で、サクサクとした食感はビールのあてにも合うのだとか。
なお、先進国ではあまり昆虫が食べられていませんが、世界では約20億人が昆虫を定期的に食しており、国連の食糧農業機関も「世界の人口増加における、食糧危機への対応として昆虫食に期待」と発表しています。
日本でもイナゴの佃煮などを食べる風習がありますね。是非チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
雲南人家風味餐廳
住所:Shop8,32-34 HongKeungStreet,SanPoKong