労働時間、子育て環境、大学学費がワースト1位
更新日:2016年06月13日
今朝の香港ニュースでは香港人の、労働時間、子育て環境、大学学費に対する調査データや不満の声が各メディアで取り上げられていました。
世界71都市を対象とした1週間あたりの平均労働時間では、香港が50.1時間と最も長く、2位はインドのムンバイで43.8時間、3位はメキシコシティで43.5時間と続き、世界平均の36.5時間を大幅に超えていたと報じられていました。日本の東京は15位で39.5時間と伝えられました。(スイスUBS発表)
香港、シンガポール、上海の3都市でおこなわれた子育て環境のアンケートでは、66%の香港人が良くないと回答しワースト1位、上海は17%、シンガポールは12%と回答されたようです。(Civic Exchange調べ)
世界15ヶ国・地域を対象とした大学学費では、香港がアジアで最も高く年間平均170万円、2位はシンガポールで165万円となり、世界平均の80万円を大きく上回る結果となったようです。(HSBC調べ)
記事中には香港生活の不満が多く取り上げられていましたが、先週アメリカのThe Gazette Reviewが発表した学生を対象とした世界IQ平均ランキングでは1位香港107、2位韓国106、3位日本105となり、香港は世界的に教育の高い地域とも考えられています。
最近、暗いニュースが目立っている香港ですが、IQ結果のように明るいニュースも増えてくると嬉しいですね。