スマイル&挨拶ランクで香港が最下位
更新日:2016年04月11日
世界最大の覆面調査団体「ミステリーショッパー協会(MSPA)」が、世界中の小売、観光、美容、運輸、金融、政府関連など複数の業界に対して、スマイルと挨拶に関する覆面調査を実行したところ、香港がスマイルと挨拶の両方で世界最下位となったことが分かりました。
スマイル部門では、37ヶ国・地域が対象で、1位アイルランド(100点)、2位スペイン( 97点)、3位スイス(97点)。最下位順では、37位香港(48点)、36位マカオ(53点)、35位クロアチア(59点)となりました。(日本は74点で32位)
挨拶部門では、53ヶ国・地域が対象で、1位がグアテマラ、アイルランド、パラグアイ、ベネズエラの4ヶ国で100点満点。最下位はマカオと香港が53点で同点で53位となりました。(日本は87点で38位)
MSPAの香港代表はこの結果に対して、「香港人はリピーター客への意識が低い。不景気によりモチベーションが低下している。」と見解を伝えました。アジア人と欧米人への態度が異なるという意見もあったようです。
一方、日本が中国よりもスマイル・挨拶の順位が低いことも話題となっています。日本人の優れた接客態度は有名ですが、調査員が英語や中国語を使用すると委縮してしまい持前の接客ができなくなるのではとの分析もありました。