インフルエンザ大流行で病院20時間待ち

更新日:2016年03月10日
LINEで送る
Pocket

インフルエンザ流行

香港ではインフルエンザが大流行しています。主要な16の公立病院すべてで病室が足りず稼働率が100%超え、特に佐敦のクイーン・エリザベス病院では稼働率が昨日130%に達して、入院に20時間待ちという緊急事態となっていることがわかりました。

クイーン・エリザベス病院以外の公立病院でもベッドは病院の廊下に並べられている状態で、入院手続きに5時間待ち、骨折の診察までに3時間待ちなどと混乱が起きています。

これに追い打ちをかけるように、昨日まで20度以上あった気温が今晩には9度まで下がり、3日間ほど低気温が続くため、医療関係者は病人が更に増加するだろうと心配しています。

先週はインフルエンザで6歳の男の子が亡くなったという悲しいニュースもありました。生徒の3分の1が欠席中という小学校もあるようで、特に今週は十分注意する必要がありそうです。