香港ディズニーランド、また赤字に逆戻り
更新日:2016年02月16日
昨年10周年を迎えた香港ディズニーランドですが、2015年の業績は1億4800万香港ドルの赤字となり、中国人観光客は23%減少、園内ホテルの空室率も7%から21%と急激に悪化していたことが分かりました。
香港ディズニーランドの関係者は、2016年~2017年に新アトラクションや新ホテルを設立し、入園料やホテル料金を大幅に割引するなどの施策により入園者数を倍増すると強く意気込んでいますが、2016年は香港への観光客が減少するとの予想が強く、さらに6月には香港ディズニーランドの3倍規模となる上海ディズニーランドがオープンすることから先行きが苦しくなりそうです。
なお、香港ディズニーランドがライバルと意識するオーシャンパークにおいても2015年は収益が50%以上減少しています。両テーマパークともに厳しい経営が続きそうですが、新アトラクションの追加などで発展することを願っています。