子供がヘルパーとの性交渉でHIV感染?
更新日:2015年06月18日
香港で働くフィリピン人ヘルパーが、雇用主家庭の10代の息子2人と性的関係を持ち、HIVに感染したという話が香港のウェブ上に出回り、大きな問題となっています。(香港各紙)
共働きが多い香港の家庭では、フィリピン人やインドネシア人のヘルパーを雇用し、家事や子育てを任せることが多くあります。今回のニュースは、香港女性芸能人である「黎芷珊」がインターネット上でこの問題を取り上げたことで騒動となりました。
騒動に取り上げられた雇用主の家庭は、両親と10代の息子2人の4人家族で、長年同じヘルパーを雇用していました。ヘルパーは契約更新時(2年毎)の健康診断でHIVに感染していることが発覚し、慌てて家族4人もHIV検査を行ったところ、息子2人がHIVに感染していることが分かり、後にヘルパーと性的関係を持っていたことが発覚しました。
黎芷珊は「友達の友達から聞いた話」と言っているため、真偽のほどが怪しまれますが、各メディアは追随する形でこのニュースを伝えています。
この騒動を受け、インドネシア人ヘルパー協会は「雇用者の子供との性的行為はあまり聞かないが、男性雇用主との間に複雑な事件が発生することは多い。男性雇用主がヘルパーを妊娠させてしまい、解雇されるケースも多々ある」とのことです。
思春期の息子とヘルパーの部屋は分けるなど、過剰な接触は避ける工夫が必要かもしれません。