電子小切手が誕生か、2016年3月より
更新日:2015年01月05日
香港金融管理局の発表によると、電子小切手の利用について、2015年12月より3ヵ月ほどの試用期間を設け、問題がなければ2016年3月より本格的に運用が開始される予定です。
電子小切手とは、Eメールやデジタル署名などを活用した資金決済方法となっており、紙の小切手と同様の効力を持ちます。電子小切手が対応する通貨は、香港ドル、人民元及び米ドルの3種類となり、当初の運用は企業間取引が中心となるようです。
現在の香港では、人民元用の小切手が1日あたり1万枚が不足しているため、電子小切手の必要性が高まっています。また、シンガポールも電子小切手の導入を検討しているため、シンガポールと共同で使用できることも検討していくようです。
※画像は現在の小切手です。