香港世界第4位。2014年コンテナ取扱量
更新日:2014年12月30日
2014年の世界コンテナ取扱量が発表され、香港は去年と同順位の世界4位となりました。(Apple Daily)
上位ランキングは2013年と変動はなく、1位 上海、2位 シンガポール、3位 深センとなっています。香港のコンテナ取扱量は昨年に比べ0.7%増の2,042万TEU(TEU=20ftコンテナ)となりましたが、他の地域においても2.7%~4.7%の伸びを示しました。
有識者によると、香港は物流用地に限りがあることが問題であり、コストの問題はあるが港湾施設拡張事業が進まない限り、今後も他の地域に差をあけられていくだろうとの悲観的な見方が強まっています。
とは言うものの、香港は空港は世界180都市、船舶は500都市と繋がる世界に類をみない魅力的な地域です。さらにに物流便数が非常に多く、通関不要という利点があるため、今後の政府の対策には注目です。