2014年IPOの調達額、香港は世界第2位
更新日:2014年12月18日
大手会計会社アーンスト・アンド・ヤング(E&Y)の調査によると、今年2014年の香港におけるIPO(新規公開株)の調達額が288億米ドル(約3兆4千億円)、世界第2位であることが分かりました。(文匯報)
1位は、IPO調達額が734億米ドル(約8兆6千億円)のニューヨーク証券市場。史上最大のIPO規模と言われたアリババの上場がありました。
香港の業界関係者の話によると、今年の香港市場は中国系の大企業によるIPOが相次いだため調達額が大きくなったとのこと。来年も引き続き中国系企業のIPOが中心になると予想されていますが、企業規模が比較的小さいことから調達額は250億米ドル(約2兆9千億円)くらいに留まるだろうと言われています。
中国企業が香港株式市場へ上場することで、海外企業からの信頼性の高まりが期待できるため、今後も中国企業よる香港証券取引所への参入は活発化されそうです。