人民元の高金利投資商品が登場
更新日:2014年11月14日
11月17日から始まる「滬港通」(香港-上海証券市場の相互乗り入れ)及び「人民元両替金額の上限撤廃」に合わせ、香港の各銀行で人民元建てによる高金利商品を発表しました。
HSBCは1週間物と1ヵ月物でそれぞれ6.5%と4%、中信銀行国際(CITIC)は1ヵ月物、3ヵ月物で4.5%と3.8%などどれも高金利なっており、大新銀行は9ヵ月の最高金利8.15%の商品を発表しています。
香港の金融業界では短期の高金利投資商品だけでなく、「滬港通」の関連商品で中国A株と香港H株(香港市場に上場している中国企業の株式)を購入する場合は、株式購入手数料の免除をHSBCが打ち出すなど、活発な動きが見られています。
デモで香港経済が委縮した感がありましたが、これで一気に取引が活発になり香港経済が盛り上がりそうです。