香港工業発展を懐かしい製品で追う「香港工業傳奇」
更新日:2020年04月29日
香港の工業発展の歴史を、懐かしいレトロな製品で追うことができる「『工』不可沒 ─ 香港工業伝奇(Striving and Transforming – The History of Hong Kong Industry)」が5月20日~8月10日まで香港歴史博物館で開催されます。過去100年余りの香港工業の歴史を、香港で生産された約1,200点の工業製品を通し回顧できる展示会です。
香港では19世紀に外国企業による大型工業の発展、小規模な家内工業による日用雑貨などの生産が始まりました。そして20世紀初頭には簡単な技術の工業が発達、戦後には香港で生産された製品が世界中へ輸出されるようになり、ついに1970年代には全盛期を迎え世界中で「メイド・イン・ホンコン」の製品が認められるようになりました。
香港一の大富豪として世界にも知られている李嘉誠(レイ・カーセン/リ・カシン)は、1950年代にプラスチックの造花「ホンコンフラワー」を製造して世界的にヒットとなり大金を稼いだことで有名です。
香港ドリームもあふれるこの展示、一度のぞいてみてはいかがでしょうか。
Striving and Transforming – The History of Hong Kong Industry
開催日:2020年5月20日~10月5日
場所:香港歴史博物館(Google Map)
入場料:10香港ドル(団体、子供、高齢者割引などあり)
ウェブ:https://hk.history.museum/en_US/web/mh/exhibition/current.html