九龍城でソンクラン水かけ祭り2026が開催

更新日:2026年04月08日
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ソンクラーン

2026年4月11日(土)と12日(日)の2日間、香港の「リトル・タイ」とも呼ばれる九龍城(カオルーンシティ)で、タイの旧正月を祝うソンクラン水かけ祭り「龍城美食潑水泰繽紛2026(Thai Songkran Festival in Kowloon City 2026)」が開催されます。タイをテーマにしたマーケット、水かけ体験、ムエタイ試合、タイ式マッサージ体験、伝統歌舞ショー、民族衣装体験など、多彩なイベントが予定されています。

会場となるのは、九龍城の賈炳達道公園(Carpenter Road Park)のフットボール場です。タイをテーマにしたマーケットでは、タイ式串焼きやマンゴー糯米ご飯(マンゴー・スティッキーライス)をはじめ、本場のタイ料理やドリンク、デザート、雑貨などを楽しむことができます。

水かけ体験では、専用のエリアで友人や家族と水かけを楽しめます。1セッション45分で、主催団体のホームページから希望時間を選択して事前登録をおこなう必要があります。登録は無料ですが、参加者は自分を含め最大6名までで、定員に限りがあります。3歳以上が参加でき、18歳未満は18歳以上の参加者の同伴が必要となります。水鉄砲(容量2リットル以下)やプラスチック製の洗面器(直径30㎝以下)は持参可です。

今年は、会場付近の城南道一帯で進められてきた街区美化工事が完了したことにも注目です。なかでも、「增福樓」の外壁にタイ人アーティストチーム「msv」がタイの象をテーマに描いた、面積250平方メートルにおよぶ巨大壁画は見どころです。

九龍城がリトル・タイランド(小泰国)と呼ばれるようになった背景には、タイと広東省の潮州地方の間の複雑な移民の歴史があります。20世紀初頭から、広東省東部の潮州地方出身者が大量にタイへ移民し、タイに定着する過程でタイ人と結婚し、潮州とタイの両方の文化・食・習慣を身につけた「タイ系華僑」となりました。1970年代、高度経済成長期を迎えた香港に仕事を求めて移り住んだタイ系華僑が集まったのが、もともと潮州出身者の多い九龍城砦に近い九龍城エリアで、この地区にタイと潮州の文化が混在するコミュニティが形成されていきました。1990年代にはタイ系のビジネスがこの地域に移転し、コミュニティはさらに拡大。その結果、城南道や打鼓嶺道を中心に、タイ料理店、タイ食材店、タイ雑貨店が200軒以上並ぶ通りが形成されました。タイ語の看板が立ち並び、本国と変わらない味のタイ料理が楽しめるとして、香港在住のタイ人だけでなく観光客にも人気の街となっています。

現在、加盟店割引(商戶優惠)キャンペーンが実施中で、4月12日までの期間中、九龍城エリアのレストランや食料品店など様々な指定店舗で割引やクーポン配布が受けられます。加盟店は主催団体ホームページで確認できます。また、スタンプラリー「龍城深度遊」では、指定のスポットでのタスクをクリアしてスタンプを集めると、映画「九龍城寨之圍城」のオリジナル記念品と交換できます。

< 九龍城ソンクラーン祭り2026(龍城美食潑水泰繽紛2026)> 場所:九龍城・賈炳達道公園(Carpenter Road Park)フットボール場
日時:4月11日(土)、12日(日)12時~21時30分
入場料:無料(水かけ体験のみ事前登録制)
公式ホームページ(主催団体):https://sscms.link-heart.hk/songkran2026/index.html