木村拓哉、香港映画『九龍城砦』への出演中止

更新日:2026年03月10日
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トワウォ

香港映画史上、歴代1位の観客動員数を記録した映画『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』の続編に、木村拓哉の出演が予定されていましたが、出演が中止となったことが明らかになりました。中止の理由については、木村拓哉本人や制作側から公式な発表は出ていません。ただし、香港メディア「星島頭條」は独自取材として「日中関係の緊張が影響した」と報じています。

映画『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』は、2024年5月に公開された香港アクション映画です。無法地帯として知られ、1990年代初頭に取り壊された九龍城砦を舞台に、そこに暮らす人々と裏社会の勢力争いを描いた作品です。アクション監督は『るろうに剣心』シリーズを手がけた谷垣健治、音楽は川井憲次が担当。巨大セットで九龍城砦を再現した迫力ある映像が大きな注目を集めました。

香港での興行収入は1億香港ドル(約20億円)を超え、日本でも2025年1月に公開され、興行収入は5億円を超えています。

映画監督のソイ・チェンは、香港映画が日本の観客からこれほどの支持を得るのは珍しいとしたうえで、続編には日本の観客も楽しめる要素を盛り込むと述べていました。続編の制作は2024年に発表されていました。木村拓哉のキャスティングが正式に決まった時期は明らかになっていませんが、星島頭條によると、木村拓哉はすでに脚本を受け取り、アクションシーンに向けたトレーニングも始めていたといいます。

一方で、2025年11月以降、高市早苗首相の国会での発言をきっかけに日中関係が悪化。中国では浜崎あゆみなど日本人アーティストの公演や、日本映画の上映が相次いで中止や延期となりました。香港でも、ゆずや倖田來未の公演が中止となっています。

木村拓哉にとって香港映画への出演は、2004年の映画『2046(ニーゼロヨンロク)』以来となる予定でした。今回の出演中止について、木村拓哉は残念に感じているものの、双方は平和的な合意に達したと報じられています。なお、代役には中国系アメリカ人俳優の呉彦祖(ダニエル・ウー)が起用されたとのことです。