本日は元宵節と皆既月食が重なる非常に珍しい日

更新日:2026年03月03日
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皆既月食

本日2026年3月3日(火)は、旧暦1月15日にあたる中国の伝統行事「元宵節(げんしょうせつ)」で、春節(旧正月)を締めくくる日です。新年最初の満月の日でもあり、今年は香港で元宵節と「皆既月食(ブラッドムーン)」が重なる珍しい日として注目されています。ただし、本日の香港は雨予報のため、月が見えるかどうかは天候次第で、雲に覆われると観測は難しくなります。

皆既月食とは、満月の日に太陽・地球・月が一直線に並び、月が地球の本影(太陽光がほぼさえぎられた濃い影)の中に完全に入り込む現象です。その際、月は真っ暗になって見えなくなるわけではなく、「赤銅(しゃくどう)色」と呼ばれる赤黒い色に見え、これがブラッドムーンと呼ばれています。

皆既月食(ブラッドムーン)は年0〜2回ほど発生しますが、この日が元宵節と一致し香港で夜間に観測できるのは十数年〜数十年に一度レベルの珍しさになります。直近では、2007年3月4日が元宵節で3月3日に皆既月食があったためほぼ重なったケースがありました。その前は1990年2月10日に一致しました。

本日、月は18時22分に昇りますが、地平線上に現れる際にすでに一部が地球の本影に入っています。ブラッドムーンは19時4分に始まり、約59分間続きます。その後、部分月食は21時18分に終わりますが、半影月食は22時25分まで続きます。晴れていれば月食は肉眼で観察でき、スマートフォンでも撮影可能です。

元宵節には、家族が集い、灯籠を鑑賞したり、湯円(甘いもち団子)を食べて家族団らんを楽しむ慣習が古くから親しまれています。尖沙咀の香港文化中心では18時から23時までライトアップされた色とりどりの灯籠を楽しむことができます。