明日から春節、日本と香港の最新往来動向
更新日:2026年02月16日
明日から香港では旧正月(春節)の3連休が始まります。また、中国本土では2月15日~23日まで9連休となります。例年、春節期間は海外旅行需要が大きく高まる時期ですが、日本への旅行動向には変化が見られています。
2025年12月の中国本土から日本への訪問者数は、前年同月比45.3%減と大幅に落ち込みました。一方、香港から日本への訪問者数は1.9%増加しています。香港の旅行代理店幹部によると、直近2カ月間、訪日旅行の予約は着実に伸びているとのことです。
今回の春節期間における中国人観光客の訪問先は、日本に代わり韓国が最も人気となっており、前年比で40%以上増加する見通しです。また、同期間中の中国本土から香港への訪問者数は、前年比6%増の143万人に達する見込みです。
こうした中国本土からの香港訪問者の増加は、香港全体の出入境統計にも表れています。香港入境事務處(イミグレーション)によると、香港居住者を含む2025年の香港の出入境者数は、過去最高の3億3,500万人に達し、前年比12%増となりました。これは新型コロナウイルス禍前の2019年(約3億人)を上回る水準です。一方、香港を訪れた入境者数は約4,989万人で、こちらも前年比約12%増加しました。そのうち約3,800万人が中国本土からの訪問者で、大半を占めています。
直近の月次データでは、2026年1月の香港の訪問者数は481万人で、前年同月比約1.5%増となりました。中国本土以外からの訪問者は約120万人と15%増加した一方、中国本土からの訪問者は2%減少しています。ただし、2025年の旧正月は1月、2026年は2月と時期が異なるため、その影響が統計に表れている可能性があります。
