香港の飲食店で犬同伴解禁へ、厳格な条件を公表

更新日:2026年02月04日
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ペット同伴

香港政府は、飲食店での犬同伴を認める方針を打ち出しました。まず第一段階として、飲食店の営業ライセンスを所管する食物環境衞生署(FEHD)が、2026年中頃を目標に、約500店から1,000店(香港の飲食店総数の最大5%)を対象に、犬同伴を認める営業ライセンスの発行を検討しています。その後は市民の反応を見極めたうえで、第二段階として、早ければ年末にも、対象店舗をさらに拡大し、申請受付を開始する考えです。

現時点で、犬の同伴を認める飲食店に対して、以下のようなルールが提案されています。
・「危険性が高いとされる犬」や「闘犬」は入店させない
・犬は1.5メートル以下のリードで繋ぎ、大人が持つ、または固定具に繋がれていることを飲食店側が確認する
・飲食店は、入口の目立つ場所に指定の表示物を掲示する
・既製のドッグフードの販売および提供は認められるが、飲食店が犬用の食事を調理や用意することは禁止
・犬の食事に、飲食店の再利用可能な食器を使用することは禁止(人間用と犬用の食器を明確に区別するため)
・犬をダイニングテーブルに乗せてはならない
・ダイニングテーブルでの調理や加熱を行ってはならない
・ビュッフェゾーンのある飲食店では、食品の加熱エリアとダイニングエリアを少なくとも3メートル離し、犬をビュッフェゾーンに入れてはならない
・オープンキッチンの場合、キッチンに隣接するカウンター席に犬を入れてはならない
・鍋料理やバーベキューを提供するレストランは、申請対象外とする

飲食店が上記のルールに違反した場合、最高10,000香港ドル(約20万円)の罰金に加え、違反が是正されない場合は1日あたり300香港ドル(約6,000円)の追加罰金や、最長3か月の禁錮刑が科される可能性があります。また、12か月以内に3回違反した飲食店は、犬の同伴許可が取り消され、1年間は再申請ができなくなります。

飲食店向けの犬の同伴許可ライセンスの申請料は140香港ドルで、申請件数が定員を超えた場合は抽選とする予定です。ライセンスを取得した飲食店の一覧は、オンラインで公開されます。