本土客流入増で香港消費拡大 日本行き回避も
更新日:2026年02月04日
2026年2月15日(日)~23日(月)、中国本土では春節(旧正月)の9連休となり、この期間の中国本土から香港への訪問者数は最大で前年比6%増の約140万人に達すると香港旅遊業議会は予想しています。この増加予想は、特に高速鉄道などのチケット販売が好調なことが背景として挙げられています。
また、日中関係の緊張が続く中、当初は日本への渡航を予定していた中国人が、渡航先を香港に変更するケースも増えると見込まれており、こうした旅行者は購買力の高い層であることから、香港での消費が増大すると観光業界関係者らは見ています。香港旅遊促進会の総幹事である崔定邦氏は、「彼らは以前、日本の銀座で買い物をしており、香港にもショッピングができる広東道がある」と話しています。
文化スポーツ及び観光局局長の羅淑佩氏は「2026年の年間訪問者数が5000万人を超えることを目指している」と話しています。これは新型コロナウイルスのパンデミック前のピーク時の約86%に相当し、春節期間の訪問者増や大型イベント・観光施策などを通じて、観光需要の更なる拡大に期待を寄せています。
香港の2025年12月の訪問者数は約9.2%増の465万人超で、うち中国本土からの訪問者数は8.2%増の335万人でした。同期間の小売売上高は前年比6.6%増の約350億香港ドルとなり、8ヶ月連続のプラス成長となりました。うちジュエリー・時計・高級ギフトの売上は前年比14.3%増でした。観光客の訪問増加や消費者の購買意欲の改善により売上が増加したとみられています。
