バス乗客のシートベルト義務化が当面見送りに
更新日:2026年02月03日
2026年1月25日(日)から、道路交通法の改正により、公共交通機関および商用車の乗客にシートベルト着用が義務化されていましたが、香港政府は1月30日(金)、「法制度上の技術的な不備がある」としてバス乗客に対するシートベルト着用義務については当面見送ると発表しました。
今回の見送り措置は、一般の路線バスを中心とした一部のバスが対象となります。ミニバス、スクールバス、自家用車、タクシー、バン、貨物車など他の車両については、シートベルト着用義務は変わらず有効です。これらの車両でシートベルトを着用していない乗客には、最大5,000香港ドルの罰金が科され、状況によっては最長3か月の禁固刑が科される可能性があります。
香港政府はバスでのシートベルト義務化を当面見送った具体的な理由については詳しく説明していませんが、プレスリリースで「制度を最適化した後、立法会と協議し、適切な時期に再導入する」と述べています。
1月25日以降、バスでのシートベルト着用を巡って、不便さや不快感を訴える市民の声があると報じられました。先週には、バスでシートベルトを着用していた男性が、シートベルトが外れなくなり45分以上座席から動けなくなり、消防士に救出される事故が発生しました。また、別のバスではシートベルトが切断されていたケースも確認されています。
