屯門で大気汚染が深刻化、レベル10+に

更新日:2026年01月14日
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大気汚染

屯門地区で大気汚染が深刻化し空気質健康指数が最も深刻なレベル10+に達したこと、香港の2025年の出生登録数は31,714人となり統計開始以来過去最低を記録したこと、来週半ばに冬のモンスーンが中国南部へ到達し1月21日(水)には最低気温が12度まで下がる見込みであることをお伝えします。

■屯門で大気汚染が深刻化、レベル10+に
香港政府の環境保護署によると、13日午後、新界・屯門(トゥンムン)地区で大気汚染が急激に悪化し、空気質健康指数(AQHI)が最も深刻な「レベル10+」に達しました。これを受け、子どもや高齢者、心臓や呼吸器に持病のある方に対しては、屋外での激しい運動をできるだけ控えるよう呼びかけています。また、それ以外の方についても、屋外での運動量を減らし、特に交通量の多い場所での滞在時間を短くすることが推奨されています。

今回の大気汚染は、香港全域で風が弱く汚染物質が拡散しにくい状況が続いたことに加え、強い日差しの影響で光化学スモッグが発生しやすくなり、オゾン濃度の上昇や二酸化窒素の生成が促進されたことが主な原因とされています。天文台によると、本日以降は穏やかな東風が次第に広東省沿岸に広がり、大気汚染は徐々に緩和される見通しですが、引き続き体調管理には十分な注意が必要です。

■香港の2025年出生登録数が過去最低を更新
香港の2025年の出生登録数は31,714人となり、統計開始以来、過去最低を記録しました。これまでの推移を見ると、2021年は約37,000人、2022年は約32,500人、2023年は約33,200人、2024年は約36,700人となっており、2025年は、これまで最も少なかった2022年をさらに下回る大幅な減少となっています。

香港政府は、出生1人につき2万香港ドルの現金支給をはじめ、出産や子育てを後押しするさまざまなインセンティブを導入しています。しかし、こうした施策にもかかわらず、出生率低下に歯止めがかかっていない点が、依然として大きな課題として指摘されています。

■来週半ば、最低気温が12度まで低下
香港天文台は、来週半ばに冬のモンスーンが中国南部へ到達し、1月21日(水)には最低気温が12度まで下がる見込みであると発表しました。本日から20日(火)にかけては最高気温が21~23度と比較的過ごしやすい状態が続きますが、21日(水)から22日(木)にかけては最高気温も16~17度まで低下し、寒さが一気に強まると予想されています。

気温の変化が大きくなるため、体調管理には注意が必要です。外出の際は暖かい服装を心がけ、特に朝晩の冷え込みには十分ご注意ください。