香港・銅鑼湾「甘棠燒鵝」のチャーシューがエルメス級と話題
香港の人気バンド「廿四味(24herbs)」のメンバーであるブライアンがネット番組「緬甸堂」に出演し、銅鑼湾(コーズウェイベイ)にあるローカルレストラン「甘棠燒鵝」のチャーシュー(叉焼)について、「甘棠燒鵝のチャーシューはエルメス(Hermès)レベルだ。特に看板メニューの甘一刀叉燒(210香港ドル、約4,200円)は、エルメスの最高級バッグであるバーキンに例えられる存在だ」と語り、話題となっています。
銅鑼湾の「甘棠燒鵝」は、世界的に有名な炭火焼きローストグースの老舗「鏞記酒家(ヨンキーレストラン)」の燒味部門で50年近く腕を振るった元シェフ馮浩棠(フォン・ホートン)氏が開店したカジュアルな雰囲気のお店です。看板メニューである「甘一刀叉燒(チャーシュー)」と「燒鵝(ローストグース)」は愛される逸品であり、特に叉燒は手間暇かけて焼き上げ、外側がカリッと、中はジューシーに仕上がるよう工夫されています。
これに対し、香港で活動する女性DJのSuki Wong(スキ・ウォン)は、「シャネル版」チャーシューとして上環の有名広東料理店「大班樓(ザ・チェアマン)」の厚切り炭火叉燒を紹介しました。コース料理の一部として提供されるものであり単品価格は公開されていません。さらに、「ルイ・ヴィトン版」チャーシューとして、柴湾にあるローカル店「新桂香燒臘」の叉燒を推奨しています。新桂香燒臘は、人気俳優の周潤發(チョウ・ユンファ)も支持している店として知られています。重さで価格が変動し、100香港ドル程度~で購入できるのが一般的です。
香港でチャーシューは多くの人が日常的に食べる料理として親しまれていますが、実はチャーシュー一つでも部位によって食感や脂身に違いがあり、こだわりが深いと言われています。気になる店があれば、実際に足を運んで試してみてはいかがでしょうか。
■甘棠燒鵝(Kamcentre Roast Goose)
住所:1/F, South China Athletic Association, 88 Caroline Hill Road, Causeway Bay(銅鑼灣加路連山道88號南華體育會1樓)
オープンライスURL:https://www.openrice.com/en/hongkong/r-kamcentre-roast-goose-causeway-bay-hong-kong-style-chinese-bbq-r617647
■大班樓(The Chairman)
住所:3/F, The Wellington, 198 Wellington Street, Central(中環威靈頓街198號The Wellington3樓)
オープンライスURL:https://www.openrice.com/en/hongkong/r-the-chairman-central-guangdong-r771578
■新桂香燒臘
住所:Shop 17, G/F, Block C, Goldmine Building, 345 Chai Wan Road, Chai Wan(柴灣柴灣道345號金源洋樓C座地下17號舖)
オープンライスURL:https://www.openrice.com/en/hongkong/r-%E6%96%B0%E6%A1%82%E9%A6%99%E7%87%92%E8%87%98-chai-wan-hong-kong-style-chinese-bbq-r13137
