中環から西九龍まで8分！新フェリーが就航
香港の中環（セントラル）と西九龍文化地区を結ぶ新しいフェリー「WestK Ferry（ウエスト・ケー・フェリー）」が、2025年11月15日（土）に就航します。所要時間は片道約8分で、2階建て・約200席の船内にはエアコンを完備。自転車の持ち込みやペットの同伴も可能です。本就航に先立ち、昨日から4日間の試験運航が行われています。
WestK Ferryは、中環のCentral Pier No.9（中環9号碼頭）と、西九龍に新設された「WestK Quay（ウエスト・ケー埠頭）」を結ぶ航路です。ウエスト・ケー埠頭は、現代美術館「M+（エムプラス）」のすぐ近くに位置しています。これまでセントラルからM+へ向かうには、香港駅からMTR東涌線で九龍駅まで移動してから約10分歩くか、西營盤経由のバスで西区海底トンネルを通り、バス停から約20分歩く必要がありました。
運航スケジュールは、月曜から金曜が午前8時〜午後10時、土・日曜および祝日は午後11時まで。片道につき30分間隔で出発します。運賃は以下の通りで、支払いはオクトパスカードまたは現金に対応しています。
大人：片道20香港ドル
子ども（3〜11歳）およびシニア（65歳以上）：片道10香港ドル
ペット：1匹につき20香港ドル（※カバー付きのペットバッグが必要）
自転車：1台につき20香港ドル
また、1か月乗り放題の月間パス（560香港ドル）も販売されています。
本フェリーはフォーチュンフェリー社（富裕小輪／Fortune Ferry）が運営。新路線の開通を記念し、大人用無料片道チケット3,000枚とペット用無料片道チケット500枚を先着順で配布しています。配布場所は中環9号碼頭およびウエスト・ケー埠頭の2か所で、チケットの有効期間は11月15日と16日の2日間限定です。
