QSアジア大学ランキング2026が発表、香港大学1位

更新日:2025年11月10日
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QSアジア大学ランキング2026

イギリスの大学評価機関QSが「QSアジア大学ランキング2026年版」を発表しました。アジアの25か国・地域の1,526の大学を対象とし、1位は香港大学、2位は北京大学、3位は南洋理工大学とシンガポール国立大学(同率)、5位は復旦大学、6位は香港科技大学、7位は香港城市大学と香港中文大学(同率)、9位は清華大学、10位は香港理工大学となりました。日本の東京大学は26位となっています。

香港大学は昨年2位から順位を上げ北京大学を抜き、2010年以来15年ぶりの1位となりました。その他の香港の大学も多くが順位を上げ、初めてトップ10に5つの大学がランクインしました。また、152位の香港教育大学は昨年の212位から60位も順位を上げたとして注目されています。

日本の大学で、トップ100にランクインした大学は12校で、26位の東京大学(昨年21位)、28位の京都大学(昨年23位)、29位の東北大学(昨年25位)、33位の東京工業大学(昨年30位)、35位の九州大学(昨年34位)、36位の名古屋大学(昨年32位)、40位の大阪大学(昨年32位)、42位の北海道大学(昨年35位)、58位の慶応義塾大学(昨年48位)、59位の早稲田大学(昨年51位)、63位の筑波大学(昨年63位)、86位の神戸大学(昨年76位)。筑波大学以外は全て順位を下げています。

QSアジア大学ランキング2026では、11の項目「学界からの評判(30%)、企業からの評判(20%)、教員あたりの学生数(10%)、国際研究ネットワーク(10%)、論文あたりの引用数(10%)、教員あたりの論文数(5%)、博士号教員の比率(5%)、外国人教員の比率(2.5%)、留学生の比率(2.5%)、海外からの交換留学生の比率(2.5%)、海外への交換留学生の比率(2.5%)」から評価がおこなわれています。

QSアジア大学ランキング2026年版は以下のURLから確認できます。

https://www.topuniversities.com/asia-university-rankings