10月1日、香港ビクトリアハーバーで国慶節花火大会

10月1日の中華人民共和国建国76周年・国慶節を祝うビクトリアハーバーの花火大会開催が発表されました。また、9月8日にHK Express機が滑走路を外れ標識に接触する事故もありました。本日のニュースとしてお伝えします。
■10月1日、香港ビクトリアハーバーで国慶節花火大会
中華人民共和国の建国76周年を迎える10月1日の国慶節、香港のビクトリアハーバーで午後8時から約23分間、花火大会が開催されると発表されました。
主催は香港政府の文化体育観光局、スポンサー団体は香港中国総商工会議所です。詳細なプログラムや打ち上げ規模については現時点で公表されておらず、内容が発表され次第、香港BSニュースで改めて伝える予定です。
例年、花火はセントラルからワンチャイの海沿いで打ち上げられ、尖沙咀から尖沙咀東の海沿いが観賞の定番スポットとして人気を集めています。これらのスポットは多くの市民や観光客で賑わい、混雑が予想されるため、余裕を持って訪れることが推奨されます。
無料で楽しめる大規模な花火大会として注目を集める国慶節の花火は、多くの人々にとって香港の秋の恒例行事となっています。
■香港エクスプレス機、滑走路を外れ標識に接触
2025年9月8日午前10時46分、台風警報「シグナル8」が発令される中、香港国際空港の北滑走路で、香港エクスプレス(HK Express)UO235便が着陸時に滑走路を外れ、端に設置されていた標識に接触しました。
同便は北京大興空港から到着したエアバスA320型機で、着陸後に進路がずれ、着陸装置(ランディングギア)付近から煙が上がりました。乗客137名と乗員にけがはなく、事故の影響で滑走路は一時閉鎖されましたが、正午過ぎに再開されています。
香港民航処と民航意外調査機構(AAIA)は、飛行機の状態や操縦、空港の誘導体制など、あらゆる面から事故原因を調査しています。
HK Expressは2025年1月に「世界で最も安全な格安航空会社」第1位に選ばれており、今回の事故を受けて安全性への関心が高まっています。