ナショナルジオグラフィックのマラソン大会開催

ナショナルジオグラフィック主催のマラソン大会が10月26日に香港で初開催されること、香港タクシーで運転席に設置できる携帯電話の台数を最大2台に制限すると政府が検討していること、西貢にある大人気のハイキングルート「萬宜水庫東壩」で交通渋滞対策として政府がタクシー禁止を提案していること、セントラルのハーバーフロントで開催中の熱気球フェスティバルで熱気球の搭乗体験が中止となったことをお伝えします。
■ナショナルジオグラフィックのマラソン大会開催
ナショナルジオグラフィック主催のマラソン大会「NAT GEO RUN 2025」が、10月26日(日)に香港で初開催されます。大会のテーマは「健康」と「地球環境の保護」です。
香港大会のスタート地点はサニーベイで、ウォーターフロント沿いを走るコースです。レースは6km、4km、2kmの3種類で、6kmは12歳以上、4kmと2kmは5歳以上が参加可能です。
参加登録は昨日より開始しており、Klookのサイトから申し込めます。参加費は320香港ドルです。参加者には、ランナーTシャツ、クールタオル、シューズバッグ、ゼッケンが入ったレースパックが配布され、完走者には100%リサイクルプラスチック製のメダルが贈られます。
NAT GEO RUN 2025 参加登録サイト
https://www.klook.com/zh-HK/activity/167887-nat-geo-run-hk-2025/
■香港タクシー、運転席のスマホ複数設置を規制へ
香港のタクシーに乗車すると、運転席に複数の携帯電話やタブレットを設置し、配車アプリの使用や乗客との連絡を行っている光景が頻繁に見られます。中には、個人的な用途で使用している場合も多くあります。
これが安全上の問題として指摘されており、香港政府の運輸及物流局は、2026年1月から運転席に設置できる携帯電話の台数を最大2台に制限することを検討しています。この改正案は、来週9月10日(水)に立法会に提出され、その後審議される予定です。
■大人気観光地・東壩でタクシー禁止案
香港の西貢(サイクン)にある大人気のハイキングルート「萬宜水庫東壩(High Island Reservoir East Dam)」で、交通渋滞対策として政府がタクシー禁止を提案しています。対象は9月13日(土)からの週末および祝日の午前9時〜午後6時ですが、タクシー業界からの反発もあり、実施は未定で、まず政府が意見を集める予定です。
萬宜水庫東壩は、太平洋に面したダムと防波堤沿いの周回ハイキングルートで、花山岬から切り離された三角海食柱や破邊洲沿いの露出した岩柱など、インスタ映えする景色が広がる人気の観光地です。
■熱気球フェスティバルの搭乗体験が中止に
セントラルのハーバーフロントで9月7日(日)まで開催中の、香港初の熱気球フェスティバル「AIA International Hot Air Balloon Fest Hong Kong(HABFest)」ですが、熱気球に乗って飛ぶ体験は、安全上の重大なリスクがあるとして、香港政府が中止を指示しました。
当初の案内では、来場者は熱気球に乗って10〜20メートルの高さまで飛ぶ体験を楽しめる予定でした。