鳥貴族の香港1号店が屯門に本日オープン

本日は、日本の焼鳥チェーン「鳥貴族」の香港1号店が屯門にオープンしたこと、日本のコンビニ「ローソン」が香港で商標登録をおこなったとして香港メディアが報じ香港進出が噂されていることをお伝えします。また、昨日の香港は強い北東モンスーンの影響で、今冬で最も寒い最低気温13度を記録しました。温かい格好をして体調管理にお気を付けください。

■鳥貴族の香港1号店が屯門に本日オープン
本日12月16日、日本の焼鳥チェーン「鳥貴族（通称：トリキ）」の香港1号店が屯門のショッピングモール「屯門市廣場（tmtplaza）」に正式オープンしました。

店舗面積は2,000平方フィートで約100席となっており、主要メニューは日本と同じで、キッチンスタッフが日本の店舗で焼鳥技術を学びました。もも貴族焼、むね貴族焼、手羽先、レバー、ハート（ハツ）、砂ずり（砂肝）、かわ、なんこつ、せせり、様々な串焼き、とり釜飯、デザート、ビールやハイボールなどが29.9香港ドル均一（約591円）。枝豆やキャベツ盛などのスピードメニューとソフトドリンクは19.9香港ドル均一（約394円）となっています。

鳥貴族は日本国内で600店舗を超えており、海外展開の目標を「2030年までに500店舗」と掲げています。今年9月、海外初店舗となる台湾1号店を台北の日系百貨店｢新光三越｣にオープンし、韓国1号店をソウルのホンデにオープンしました。上海への出店も準備中であり、来年は東南アジア各国に出店を始める予定です。

鳥貴族（Torikizoku）屯門市廣場
住所：Shop 1108-1111, 1/F, Tuen Mun Town Plaza Phase 1, 1 Tuen Shun Street, Tuen Mun
営業時間：11時30分～22時
オープンライス：https://www.openrice.com/en/hongkong/r-torikizoku-tuen-mun-japanese-skewer-r883399

■コンビニ「ローソン」が香港で商標登録
日本のコンビニ「Lawson（ローソン）」が香港で商標登録をおこなったとして香港メディアが報じており、香港進出が噂されています。

商標登録を管理している香港政府の知識産権署のデータをみると今年8月26日に株式会社ローソン（Lawson, Inc.）が「LAWSON」と「LAWSON STATION」の商標登録申請を提出しており、12月6日に認められていました。

香港メディア東周網は「ローソンは美味しい唐揚げやデザート、おでんなどが有名で、日本を訪れる観光客にとって欠かせない名所の一つとなっている。香港進出の予定はあるのか記者が日本のローソン本社に問い合わせたが回答は得られていない」と述べています。

一方、香港のヤフーニュースでは、一部のネットユーザーは「これは商標権への侵害を防ぐための商慣習的な登録だと思う。純粋に自分の権利を守るための登録ではないか」と指摘しており、ローソンが本当に香港に出店するかどうかはまだ不明だと報じています。