ハンバーグ専門店「肉肉大米」香港1号店がオープン
日本の外食大手「物語コーポレーション」がハンバーグ専門店「肉肉大米(ローローダーミー)」の香港1号店を沙田(シャーティン)のショッピングモール「新城市広場(ニュータウンプラザ)」にオープンしました。約40席のカウンター席とライブキッチンで挽きたて・焼きたて・炊きたての肉とご飯が楽しめ、全ての席からハンバーグが焼かれる様子を見ることができます。
肉肉大米(ローローダーミー)は物語コーポレーションの海外市場向けブランドであるため日本での出店はありません。2022年11月に上海で1号店を開店し、中国本土で16店舗を展開しています。物語コーポレーションは1949年12月に愛知県豊橋市におでん屋として創業し、焼肉やラーメン、お好み焼き、寿司、しゃぶしゃぶなどの飲食店を展開する日本企業であり、2024年8月に日本国内グループ店舗数が700店舗に到達しています。
肉肉大米(ローローダーミー)の香港店では、日本産の食材にこだわり、香港限定で九州産の黒毛和牛とUSビーフを使用するほか、米は東北産「にじのきらめき」の玄米を日本から取り寄せ、店内で精米して提供しています。ちなみに中国本土で展開する肉肉大米では和牛は使用されていません。セットメニューは和牛ハンバーグ2個セットで95香港ドル、和牛ハンバーグ3個セットで110香港ドル、チーズハンバーグ2個セットで125香港ドル。サイドメニューは野菜のピクルスが28香港ドル、枝豆が28香港ドル、トマトサラダが28香港ドルとなります。
肉肉大米(ローローダーミー)は、日本のハンバーグ専門店「挽肉と米(ひきにくとこめ)」と業態が似通っており、香港メディアU港生活が話題として取り上げています。「挽肉と米(ひきにくとこめ)」は挽きたて、焼きたて、炊きたての3たてにこだわり毎朝店内で挽いた牛肉100%の挽肉をお客様の前で炭火焼きハンバーグにして提供する大人気店で、肉肉大米(ローローダーミー)よりも早く2020年6月に東京の吉祥寺に1号店をオープンし、2024年5月に香港の中環にオープン、行列のできる大人気店となっています。肉肉大米(ローローダーミー)の代表者は「自社の方が競争力がある。」とコメントしており、これに対して「挽肉と米(ひきにくとこめ)」を香港でフランチャイズ展開するLHグループのサイモン・ウォン会長は「ビジネスマナーが欠如している。日本文化から見てもかなり失礼に思える。」とコメントしています。なお、中国本土にはこれらの店にそっくりなハンバーグ店「肉塔塔挽肉大米」という店もあるようです。
肉肉大米(Niku Niku Oh! Kome)沙田新城市店
住所:香港新界沙田區沙田正街18-19號 新城巿廣場一期一樓108號舖
営業時間:11時~22時(ラストオーダー 21時30分)
開店日:グランドオープン 2024年10月1日(火)
物語コーポレーションホームページ:https://www.monogatari.co.jp/news/240920_nikuniku_hongkong/
オープンライス URL:https://www.openrice.com/en/hongkong/r-niku-niku-oh-kome-sha-tin-japanese-roast-meat-r879702