香港8大大学の新卒者の年収調査結果
香港の8大大学の新卒者の年収調査で2022/23年度の卒業生の平均年収は全体で31万4000香港ドルで香港大学では38万5000香港ドルだったこと、日本で巨大地震への注意が呼びかけられているが香港空港は日本旅行へ出発する人々で賑わっていること、ボートレンタル業の売上は前年比70％減となっており需要が減少していること、香港での新型コロナ感染者数が増加しており4,500人と発表されたことをお伝えします。
■香港8大大学の新卒者年収の結果が発表
香港の大学教育資助委員会が香港の8大大学の新卒者の年収調査をおこない、2022/23年度の卒業生の平均年収は全体で31万4000香港ドル（約592万3400円）となり、前年比3.6％増加となったことを発表しました。
■日本で地震発生も香港では日本旅行が人気
8月8日に宮崎県沖約20キロで観測されたマグニチュード7.1の地震で、気象庁は巨大地震への注意を呼びかけました。香港政府も8月12日に日本滞在者や渡航計画者に向けて警戒を呼び掛けましたが、依然として香港空港では日本旅行へ出発する人々で賑わっていると、香港メディア星島頭條が伝えています。
■ボートレンタル業の売上が70％減少
香港では夏にボート（クルーザー）をレンタルし、西貢（サイクン）エリアなどで船上ボートパーティーをおこなう遊びが人気ですが、今年のボートレンタル業の売上は前年比70％減となっており需要が減少しているようです。
ボートレンタル業はメディアからのインタビューに対して「平日はほとんど客がいないし、週末でさえほとんど予約がない」、「深刻なのは西貢で、大埔と香港仔でも売上は減少している」などと答えました。また、西貢のレストランやカフェでも売上が大幅に減っているようです。
■香港での新型コロナの感染者数が増加
香港での新型コロナ感染者数が増加しており4,500人と発表されています。香港政府衛生署のワクチン予防可能疾病科学委員会の主席である劉宇隆教授は「無視できない状況だ。先週、香港内の介護施設7か所で約60人の患者に感染が広がったほか、病院の回復期病棟でも小規模な交差感染が起きている。長期入院患者が感染症により他の重篤な病気を発症するのを防ぐため、病院や介護施設が衛生教育と内部管理措置を強化するべきだ。新型コロナワクチン接種によって死亡率を大幅に下げられる可能性があるので、慢性疾患患者や介護施設の入居者などは追加接種を受けるべきだ」と話しています。
