ミスタードーナツが旺角にオープン予定

更新日:2024年08月05日
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ミスド

日本のミスタードーナツ(ミスド)が、2024年10月に香港の旺角(モンコック)にミスタードーナツ香港1号店をオープンすると香港メディアが伝えています。ミスドを運営する株式会社ダスキンは香港ローカル企業のDragon Circle Enterprise Limitedとフランチャイズ契約を締結しており、すでに香港で求人広告を掲載しています。Dragon Circle Enterprise LimitedのCEOであるFanny Suは、香港でシャトレーゼのフランチャイジーとして運営する敬洋(香港)國際貿易のCEOも務めている人物です。

ミスタードーナツは1956年にアメリカのボストンで、ダンキンドーナツ(Dunkin’ Donuts)の創業者ウィリアム・ローゼンバーグの義理の兄弟であるハリー・ウィノカーによって創業されました。日本ではフランチャイズで1971年に清掃業の株式会社ダスキンがミスタードーナツ第1号店を大阪の箕面にオープンしました。ダスキンは1983年にはアジア圏におけるミスタードーナツの商標権並びに販売権を獲得しており、現在日本のほか台湾、インドネシア、フィリピン、タイ、シンガポールに店舗を展開しています。

なお、本家アメリカのミスタードーナツは買収によってダンキンドーナツと統一されており、イリノイ州の村ゴドフリーに1店舗を残すのみとなっています。この店舗は元アメリカ海軍所属の軍人で沖縄に20年以上滞在した経験のあるアメリカ人男性が、すでにミスドのフランチャイズがアメリカから消滅していた2004年に帰国した際に、先代のオーナーから店舗を引き継いで経営を続けているとのこと。

香港ではドーナツチェーンは成功しておらず、2008年にKrispy Kreme(クリスピー・クリーム)が撤退、ドーナツ好きはミスタードーナツの香港上陸を待ちわびているとのこと。店舗家賃などが高い香港でミスタードーナツのドーナツの販売価格がいくらになるのかにも注目が集まっています。