香港人のワーキングホリデーの統計データ
2023年の香港人のワーキングホリデー取得者は2,611人で人気の行き先の1位はオーストラリアで2位は日本だったこと、香港の犯罪多発地域に2,000台の防犯カメラが設置予定ですでに旺角に15台がテスト設置されたこと、2024年3月に香港を訪れた観光客数は約340万人で前年比40%増であったことをお伝えします。
■香港人のワーキングホリデーの統計データ
政府当局によると、2023年の香港人のワーキングホリデー(ワーホリ)取得者が2,611人であったと香港メディア「on.cc東網」が伝えました。人気の行き先の1位はオーストラリアで1,398人(前年比12.9%減)、2位は日本で449人(前年比92.7%増)、3位は英国で194人(前年比48.4%減)となっています。また、海外から香港へのワーキングホリデー参加者数は811人(前年比65.8%増)となっています。
ワーキングホリデーとは、海外で長期滞在して仕事もできる制度のことで、18歳~30歳が対象となります。
■香港内に2,000台の防犯カメラが設置予定
香港の犯罪多発地域に2,000台のCCTV(防犯カメラ)を2024年末までに設置する計画を香港警察が発表しました。
香港メディア星島日報は、すでに旺角(モンコック)に15台がテスト設置されている。交差点の信号機の横の街灯柱に取り付けられており「CCTV in Operation(防犯カメラ作動中)」のステッカーが貼られている。今後は、犯罪や人通りの多い公共の場所に段階的に設置されていく予定、と伝えています。
■3月に香港を訪れた観光客数は約340万人
2024年3月に香港を訪れた観光客数は約340万人(前年比40%増)であったと香港政府観光局が発表しました。2024年1月〜3月の合計は1123万人となっており前年同期比5%増でした。
中国本土は5月1日(水)から5月5日(日)まで5連休であるため、この期間に香港に約80万人の観光客が訪れ、そのうち2万8千人はガイド付きのツアーで訪れると香港旅遊業議会は見積もっています。なお、5月1日(水)午後8時には尖東プロムナード(East Tsim Sha Tsui Promenade)で約10分間の花火大会が予定されています。