中国本土で使用できるオクトパスT-Unionカードが発売開始
香港でオクトパスカード(日本のSuicaのようなカード)を発行しているオクトパスカード社が、中国本土336都市以上の公共交通機関で使用することができる新しいオクトパスカード「Octopus-China T-Union Card(オクトパスT-Unionカード)」を本日3月26日(火)に発売を開始しました。
オクトパスT-Unionカードは「China T-Union(交通聯合)」のロゴが入った公共交通機関で利用することができ「中国336都市以上のバス、電車、フェリー」で使用することができます。中国本土内の小売店では使用することができませんが、香港では通常のオクトパスカードと全く同じように小売店や飲食店などの様々な場面で使用することができます。
オクトパスT-Unionカードは香港のコンビニ「Circle K(サークルK)」と香港の7か所の地下鉄MTR駅(上水、落馬洲、粉嶺、荃湾、九龍塘、紅磡、金鐘)のカスタマーサービスセンターで購入することができ、販売価格は88香港ドルとなっています。香港ドルでチャージ(最大3,000香港ドルまで)をおこなえば、香港と中国本土の両方で使用することが可能になります。
中国でオクトパスT-Unionカードを使用した場合は中国人民元に自動的に両替されて引き落とされる仕組みとなっており、オクトパスのモバイルアプリにカードを登録すれば、過去10回分の引き落とされた金額と為替レートの履歴を確認することができます。
オクトパスT-Unionカードのデザインは、カード左上にOctopus(八達通)のロゴ、右下にChina T-Union(交通聯合)のロゴが入っているものです。香港と中国本土を行き来する方はぜひ購入してみてはいかがでしょうか。
オクトパス社ホームページ
https://www.octopus.com.hk/en/consumer/index.html