廟街(テンプルストリート)で屋台ナイトマーケットが開始
本日12月15日(金)の夜より、佐敦にある有名観光スポット「テンプルストリート(廟街)」で、毎日17時から23時までローカルフードを販売する20以上の屋台が並ぶナイトマーケットが開催されます。テンプルストリートの入口がある佐敦道から南京街までの約100メートルを使用し、開催期間は約5ヶ月間を予定しています。
屋台のほとんどは近隣の店舗オーナーにより出店され、伝統的な香港の料理だけではなく多国籍料理も楽しむことができます。このナイトマーケットは香港政府による夜間経済活性化キャンペーンの一環として実施されます。
香港メディアThe Standardは屋台の出店者らにインタビューをおこないました。テンプルストリートで1年以上お菓子店を経営しているFongさんは「黒ごまロールや砵仔糕(プッチャイコー)などの香港の伝統的な菓子を販売する予定。ナイトマーケットの準備に1万香港ドル(約18万円)近くを投資した。テンプルストリートでは最近、食事をしながら市内の観光スポットを訪れるのを楽しむ観光客が増えている。一晩当たり1万香港ドルの売上を見込んでいる。以前のテンプルストリートは衛生状態が悪く汚かったが、状況はかなり改善されている」と話しました。
トルコ料理レストランのオーナーNevzat Durmusさんは「トルコのケバブとコーヒーを販売する。我々の料理は辛すぎず、ほとんどの市民や観光客に歓迎されるだろう。ナイトマーケットで通常より安く販売する予定だ。一晩あたり約1万香港ドルの売上を見込んでいる。トルコ文化を香港人や観光客と共有したいと考えている」と話しています。
香港01も別の屋台出店者らにインタビューをしており、もともと小籠包の販売店を経営していた李さんは「新しいビジネスモデルに挑戦したい」と話しており、焼売を12個20香港ドル(約360円)で販売してスープや茶の販売もおこないます。
テンプルストリート(廟街)は「男人街」とも呼ばれ、日頃から多くの露店が立ち並び、旺角の「女人街」と並ぶ九龍の2大ナイトマーケットの一つです。女人街と比較して男性向けのアイテムが多いことで男人街と呼ばれています。