11月からテンプルストリートで大規模イベント
本日は、男人街とも呼ばれる有名観光スポットであるテンプルストリートで11月から5ヶ月間にわたる夜間経済活性化キャンペーンが開催され多くの屋台出店などが計画されていること、呼吸器学の専門家が冬前にインフルエンザと新型コロナウイルスのワクチン両方の接種を推奨していることをお伝えします。
■11月からテンプルストリートで大規模イベント
佐敦から油麻地へと続く有名な観光スポット「テンプルストリート(廟街)」で、11月から5ヶ月間、香港政府による夜間経済活性化キャンペーンが開始されます。テンプルストリートの約100メートルを使用し、ローカルストリートフードや東南アジア料理などの多くの屋台が出店します。パフォーマンスの開催計画もあるようですが、詳細は発表されていません。
文化スポーツ及び観光局局長の楊潤雄は「テンプルストリートでのキャンペーンは、湾仔のハーバーフロントで開催されたナイトマーケットの形式での活性化を期待している。ただし、テンプルストリートは住宅地であるため、近隣への影響を考慮する必要があり、深夜過ぎまで営業延長すべきではない。大規模なイベントは毎日ではなく金曜日、土曜日、日曜日に開催するのが最善だと思う」と話しています。
テンプルストリート(廟街)は「男人街」とも呼ばれ、日頃から多くの露店が立ち並び、旺角の「女人街」と並ぶ九龍の2大ナイトマーケットの一つです。女人街と比較して男性向けのアイテムが多いことで男人街と呼ばれています。
■冬前にインフルとコロナのワクチンを推奨
香港中文大学の呼吸器学の教授の許樹昌(デビッド・ホイ)はラジオ番組で「冬のピークが本格化する前に、インフルエンザの予防接種と新型コロナウイルスのワクチンの両方を接種すべきだ。11月には再び新型コロナウイルス感染のピークが来ると予想している。新型コロナウイルスの前回のピークは4〜6月、特に5月であり、抗体は約6ヶ月後に低いレベルに低下する傾向があるためだ。インフルエンザに関しては、最近重症インフルエンザと診断された患者の半数以上がインフルエンザの予防接種を受けていなかった」と話しました。