明日から香港でのマスク着用義務が撤廃

更新日:2023年02月28日
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マスク着用

明日3月1日(水)より香港でのマスク着用義務が撤廃されること、日本政府と韓国政府が明日より香港とのフライト制限を解除すること、香港の1月の輸出は36.7%減少で9ヶ月連続で減少となったことをお伝えします。

■明日から香港でのマスク着用義務が撤廃
明日3月1日(水)より公共場所でのマスク着用義務が撤廃されます。屋内と屋外の両方でのマスク着用義務は撤廃となり、公共交通機関でのマスク着用も不要となります。病院や介護施設などの一部施設では引き続きマスク着用する必要があります。香港政府の李家超(ジョン・リー)行政長官が先ほどの記者会見でこの内容を話しました。

■日本と韓国、香港とのフライト制限を解除
日本政府は3月1日(水)から香港とのフライト数制限を解除すると発表しました。キャセイパシフィック航空と香港エクスプレス航空は日本政府の措置により2月と3月の日本発着フライトの一部欠航を発表していましたが、今後スケジュールの見直しがおこなわれます。

キャセイパシフィック航空の広報担当者は「日本政府の決定を歓迎する。3月は週72便、4月には週83便、5月には週94便の日本への運航を計画している」とコメント。香港エクスプレス航空は「最新の日本政府の措置と市場の状況に基づいてフライトスケジュールを引き続き見直していく」と述べました。

また、韓国政府は1月10日以降、香港から仁川国際空港への着陸のみを許可していましたが、この制限も明日から解除されます。

■1月の輸出は36.7%減少、9ヶ月連続で減少
香港の2023年1月の輸出入が大幅に減少したことが、香港政府が昨日発表した統計により分かりました。輸入額は前年比30.2%減の3163億香港ドル、輸出額は前年比36.7%減の2909億香港ドルとなり、9ヶ月連続で減少となり9ヶ月で最大の落ち込みにもなりました。

香港からアジアへの総輸出は全体で前年比41.4%減少、日本へは50%減、シンガポールへは45.2%減、台湾へは45.1%減、中国本土へは43.7%減、ベトナムへは41.7%減となっています。