3月に尖沙咀SOGOが閉店、50%セール
本日は、3月に尖沙咀SOGO(そごう)が閉店することが発表され最大50%オフの閉店セールを実施していること、大手ドラッグストアBonjour 卓悅(ボンジュール)の創設者が破産宣告を受けたことをお伝えします。
■3月に尖沙咀SOGOが閉店、50%セール
日系百貨店「SOGO(そごう)」の尖沙咀(チムサーチョイ)店が3月12日(日)に閉店し、啓徳(カイタック)へと移転することを発表しました。尖沙咀店では最大50%オフの閉店セールを実施しており、銅鑼湾(コーズウェイベイ)店はこれまでどおりの営業を続けます。啓徳店はまだオープンしませんが、2023年末までにプレオープンを予定しているようです。
SOGOの運営会社であるLifestyle International Holdings Limited(利福國際集團有限公司)は「2019年以来、当社の売上は減少しており、尖沙咀店の売上高は昨年に比べて22%減となり急落した。尖沙咀店はリース期間満了とともに閉店する。お客様への感謝の気持ちを込めて閉店セールを実施する」と述べました。
■大手ドラッグストアBonjourの創設者が破産
香港の有名ドラッグストア「Bonjour 卓悅(ボンジュール)」の創設者である葉俊亨(66歳)が高等裁判所によって破産宣告を受けました。Bonjourは1991年に設立し、1996年に日本のメイク用品とスキンケア製品を導入しディスカウント戦争の波を引き起こし、化粧品大手であるSaSa(莎莎)の主要な競争相手となりました。2011年には推定市場価値49億香港ドルまで成長し、香港、マカオ、広州に47店舗を構えていましたが、2012年から業績が悪化し始め、2020年の新型コロナウイルス流行により2021年の財務報告では2億800万香港ドルの赤字となり、現在香港では荃湾、尖沙咀、銅鑼湾の3店舗のみが営業を続けています。
< 香港の新型コロナウイルスの状況 >
香港の新型コロナウイルス新規陽性者数は、昨日11,641人、感染者累計は525,062人、死者累計は12,406人、現在の入院者数は4,837人となっています。ワクチン接種者合計は1回目接種が6,910,681人(94.6%)、うち2回目接種が6,790,036人(93.1%)、3回目接種が5,814,233人(83.5%)、4回目接種が927,356人、5回目接種が36,634人となっています。