MTR新型車両が観塘線で運行開始

更新日:2022年11月23日
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新型車両

MTR新型車両が11月27日(日)より観塘線で運行開始すること。2023年1月から電力会社CLPは電気代を6.4%値上げしHK Electricは5.5%値上げすること。Citibankが住宅購入に関する意識調査レポートを発表したことを本日のニュースとしてお伝えします。

■MTR新型車両が観塘線で運行開始
香港の地下鉄MTRは11月27日(日)より、新型の座席や吊り革を備えた新型車両を観塘線(クントン線)で運行を開始します。新型車両の座席数は既存車両と同じですが、人間工学に基づく座席デザイン。ドア付近は広くなり乗り降りしやすくなり、照明も改善、見やすい動的路線図や新型の手すりも追加、吊り革においては新素材で既存の24~27個から64個へと増えています。

新型車両は「Q-Train」と名付けられ、中国の山東省青島市にある鉄道車両の設計・製造をおこなうCRRC Qingdao Sifang(中車四方)社が製造した93編成(8両編成)車両をMTR社が60億香港ドルで購入しました。40年以上運行している老朽化した既存車両「M-Train」は徐々に入れ替えられ、観塘線の13編成は2023年に入れ替えが完了する予定です。港島線、荃湾線、将軍澳線も全てQ-Trainへと入れ替わる予定です。

■2023年1月から電気代の値上げが決定
2023年1月から国際的な燃料価格の高騰を理由として、電力会社CLP(中電)は電気代を6.4%値上げ、HK Electric(港燈)は5.5%値上げすることを発表しました。

■住宅購入に関する意識調査レポート
Citibank(シティバンク)は、9月に実施した香港居住者1,000人以上を対象とした住宅購入に関する意識調査レポートを公開しました。回答者の51%が2023年に住宅価格が下落すると予想しており、上昇するとの予想者は12%でした。16%が住宅購入の絶好のタイミングと考えており、15%が実際に住宅購入の準備を進めているようです。

< 香港の新型コロナウイルスの状況 >
香港の新型コロナウイルス新規陽性者数は、昨日7,139人、感染者累計は451,444人、死者累計は10,623人、現在の入院者数は2,529人となっています。ワクチン接種者合計は1回目接種が6,897,632人(94.5%)、うち2回目接種が6,759,247人(92.7%)、3回目接種が5,710,215人(82.1%)、4回目接種が574,007人となっています。