10月の香港訪問者数は前月比22%増
本日は、10月の香港訪問者数は前月比22%増となったが中国本土からの訪問者数は7%減となったこと、中国本土は入国者に対する隔離期間をこれまでの10日間から「5日間の集中隔離+3日の自宅隔離」に短縮することを発表したことをお伝えします。
◾️10月の香港訪問者数は前月比22%増
香港旅遊発展局は10月の香港訪問者数は80,524人となり、9月の66,037人から22%増となったことを発表しました。海外からの訪問者数は32,886人となり9月の14,761人から123%増、中国本土からの訪問者数は47,658人となり9月の51,276人から7%減でした。また、2022年1月〜10月の訪問者数は330,223人(中国本土から249,243人、海外から80,980人)となっています。
香港旅遊発展局は主な訪問理由を「乗り継ぎによる宿泊、出張、家族の訪問、その他の必須の理由」と話しています。香港は9月末から海外または台湾からの入境者に対して「0+3」の隔離措置(ホテル隔離0日間+医学観察期間3日間)の適用を開始したことで、海外からの訪問者数が増加していますが、観光目的としての訪問については様子見としている人がほとんどであると分析しています。
◾️中国が入国時隔離「5+3日間」に短縮
中国本土は入国者に対する隔離期間をこれまでの10日間から「5日間の集中隔離+3日の自宅隔離」に短縮することを11月11日に発表したことを各メディアが話題として取り上げています。この発表を受け香港行政会議の林健鋒(ジェフリー・ラム)議員は「中国本土の隔離短縮は、香港経済に利益をもたらすだろう。香港から中国への旅行と中国から香港への旅行の両方が便利になる」とコメントしました。
< 香港の新型コロナウイルスの状況 >
香港の新型コロナウイルス新規陽性者数は、金曜5,599人、土曜5,723人、日曜6,575人、月曜6,014人、火曜5,951人、感染者累計は445,041人、死者累計は10,549人、現在の入院者数は2,194人となっています。ワクチン接種者合計は1回目接種が6,895,010人(94.4%)、うち2回目接種が6,753,228人(92.6%)、3回目接種が5,693,153人(81.9%)、4回目接種が563,408人となっています。