香港セブンズが本日から3日間開催

更新日:2022年11月04日
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香港セブンズ

本日は、ラグビー香港セブンズの大会が本日から3日間開催され会場だけでなくレストランやバーも盛り上がりが期待されていること、米利上げに追随し香港金融管理局は政策金利の基準金利を0.75%引き上げたこと、類鼻疽菌の調査でサンプルが深水埗の池から検出されたことをお伝えします。

■香港セブンズが本日から3日間開催
本日11月4日から11月6日の3日間、7人制ラグビー「香港セブンズ」が開催! 2020年と2021年は新型コロナウイルスの影響で中止であったため3年ぶりの開催です。香港スタジアムの会場には30,000人以上の観客が入場する予定となっています。

また、昨日から新型コロナウイルス対策の制限令の一部が緩和され、レストランやバーでの営業時間の制限が撤廃されました。香港セブンズが観戦できるレストランやバーでの大きな売上アップや盛り上がりが期待されています。香港バー&クラブ協会の副会長は「昨日は売上30%アップとなった。香港セブンズの影響で湾仔、中環、銅鑼湾のバーはさらに20%アップとなるだろう」と話しています。

なお、香港スタジアムのある掃桿埔(ソークンポー)と銅鑼湾(コーズウェイベイ)の一部では道路閉鎖やバス路線の迂回などの交通規制がおこなわれていますのでご注意ください。

■香港の政策金利、4.25%に引き上げ
米連邦準備理事会(FRB)の利上げに追随し、香港金融管理局(HKMA、中央銀行に相当)は11月3日、政策金利の基準金利を0.75%引き上げ4.25%としました。利上げに伴い、香港のHSBC銀行では5000香港ドル以上の普通預金金利を0.25%引き上げ0.375%としました。

■類鼻疽菌の調査、深水埗の池から検出
類鼻疽(るいびそ)菌の感染者が深水埗(サムスイポー)で20人見つかり、香港政府の衛生防護中心と香港大学は感染源の特定のため環境サンプルの調査を進めています。採取した471の環境サンプルのうち、類鼻疽菌の38の環境サンプルが陽性となり、うち32は深水埗の貯水池の土壌から検出されたとのことですが、深水埗での感染者20人の共通感染源は分かっていません。

致死率が先進国では10%程度、発展途上国では40%程度とも言われますが、香港大学の感染症の専門家である林渭信は、類鼻疽に感染した場合に重篤な症状が発生する可能性は低いと主張しています。

< 香港の新型コロナウイルスの状況 >
香港の新型コロナウイルス新規陽性者数は、昨日5,245人、感染者累計は436,934人(陽性者累計1,933,080人)、死者累計は10,428人、現在の入院者数は1,985人となっています。ワクチン接種者合計は1回目接種が6,890,081人(94.4%)、うち2回目接種が6,742,773人(92.5%)、3回目接種が5,657,367人(81.4%)、4回目接種が542,955人となっています。