超大型台風18号が水曜日に最接近の恐れ
香港では10月9日(土)から10日(日)未明にかけて大型台風17号ライオンロック(Lionrock)の影響で台風警報「シグナル8」が発令されていましたが、10月13日(水)にさらに強い勢力の超大型台風18号「コンパス(Kompasu)」が香港に最接近する恐れがあります。
香港天文台によると、超大型台風18号「コンパス(Kompasu)」の中心は今朝10時の時点でフィリピンのマニラ北東約560キロメートルの地点に位置し、時速22キロメートルで西に進みルソン海峡に向かっています。香港の本日の天気は北東の季節風の影響でおおむね晴れますが、13日(水)から大雨およびスコールが予想されています。
10月9日(土)は台風17号「ライオンロック(Lionrock)」の影響により、一部交通機関の停止、ショッピングモールの浸水、道路で木が倒れるなどの被害がありました。引き続き台風情報にご注意ください。なお、台風17号の名前「ライオンロック(Lionrock)」は香港が提案した名称で、香港にある山であるライオンロックから付けられたものです。台風18号「コンパス(Kompasu)」は日本が提案した名称で、円を描く文房具が由来のコンパス座という星座から付けられたものです。
< 香港の新型コロナウイルスの状況 >
香港の新型コロナウイルス新規感染者数は、金曜2人(域内感染者1人)、土曜8人(域内感染者0人)、日曜0人、感染者合計は12,262人、死者合計は213人となっています。ワクチン接種者合計は1回目接種が4,535,354人(対象者約680万人中66.7%)(シノバック1,646,670人、ビオンテック2,888,684人)、うち2回目接種が4,284,577人(シノバック1,556,612人、ビオンテック2,727,965人)となっています。昨日、観塘(クントン)で警察がバーやパーティールームの見回りをおこない、無免許バーで飲酒していた19人を逮捕し新型コロナウイルス対策違反で1人につき罰金5,000香港ドルとなりました。