新型コロナ対策制限が6月23日まで延長
香港政府は現在施行中の新型コロナウイルス対策の制限令を6月23日(水)まで延長することを発表しました。飲食店、バーなどは引き続きワクチンバブルのルールに基づいた運営が必要となります。ワクチン接種の有無で制限が異なる点にもご注目ください。
食物及衛生局は制限延長に関して「N501Y変異株の香港内感染が確認されており、感染経路は不明である。感染のリバウンドを防ぐためにも、現時点での制限緩和は適切でない。変異株対策のため、ワクチン接種の差し迫った必要性がある。政府は引き続きワクチンバブルのルールに基づいた調整をおこなう」とコメントしています。
< 制限が継続される項目>
【レストラン】
(A)ワクチンバブルが推進する対策をしていないレストラン
午後6時まで、1テーブル2人まで、収容人数50%まで、宴会は20人まで
(B)スタッフ全員が14日毎にコロナ検査、アプリもしくは手書きでの入店記録
午後10時まで、1テーブル4人まで、収容人数50%まで、宴会は20人まで
(C)スタッフ全員がワクチンを1回接種
深夜0時まで、1テーブル6人まで、収容人数50%まで、宴会は20人まで
(D)スタッフ全員がワクチンを2回接種し14日経過、顧客がワクチンを1回接種
深夜2時まで、1テーブル8人まで、収容人数75%まで、宴会は100人まで
【バー、パブ、ナイトクラブ】
・スタッフ全員と顧客の両方がワクチンを1回接種
深夜2時まで、1テーブル2人まで、収容人数50%まで
【カラオケ、パーティールーム】
・スタッフ全員と顧客の両方がワクチンを1回接種
深夜2時まで、1ルーム4人まで、収容人数50%まで
【浴場(サウナ)】
・スタッフ全員と顧客の両方がワクチンを1回接種
深夜2時まで
【雀荘】
・スタッフ全員がワクチンを1回接種
午前0時まで、1テーブル4人まで、収容人数50%まで
【その他】
・公共場所での集まりは4人まで
・公共場所(屋内、屋外)でのマスク着用
・飲食中以外はマスク着用
・飲食店内のテーブル間は1.5メートル以上離す、または仕切りを設置
・飲食店内でライブ演奏とダンス禁止
・ホテル、ゲストハウス、クラブハウスの会議室と宴会場でのライブ演奏とダンス禁止
・飲食店および指定の施設で追跡アプリ「安心出行」のQRコードを店舗入口または目立つ位置に設置し、利用客はスキャン ・ホテル、ゲストハウスで、1室内に4人まで、スイートでは8人まで
< 香港の新型コロナウイルスの状況 >
香港の新型コロナウイルス新規感染者数は昨日3人(域内感染者0人)、感染者合計は11,869人、死者合計は210人となっています。ワクチン接種者合計は1回目接種が約1,583,900人(人口の約21.1%)(シノバック 691,900人、ビオンテック892,000人)、うち2回目接種が約1,132,200人(シノバック476,400人、ビオンテック655,800人)となっています。