過去の街並みを映すアプリ「CITY IN TIME 城市景昔」が話題

更新日:2021年03月26日
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AR時計

香港の街並みをスマホにかざすことで過去の街並みのイラストを映すアプリ「CITY IN TIME 城市景昔」を香港政府の旅遊事務署がリリースして話題となっています。このアプリは城市大学がAR(拡張現実)技術を用いて開発したもので現時点では中環の7か所、尖沙咀の6か所でアプリを楽しむことができます。

アプリが楽しめるスポットには赤いAR時計(画像参照)が設置されており、アプリ内の地図機能ですべての場所が確認できます。今後は中環に1か所、深水埗に4か所のアプリスポットが増える予定となっています。

スマホ画面に表示される過去の街並みは、資料として保管されていた過去の写真を元に技術者が3Dモデルに仕上げたイラストとなり、1860年、1900年、1930年、1950年などとスポット毎に見られる年代が異なります。さらに、過去の街並みを背景にして記念撮影できるセルフィー(自撮り)機能も搭載されています。

・AR時計が設置されている13か所
中環は「エディンバラ広場、マンダリン・オリエンタル香港付近、チャーター・ガーデン付近、皇后像広場、環球商場付近、PMQ付近、大館付近」、尖沙咀は「YMCA付近、シェラトン香港ホテル&タワーズ付近、ソールズベリー芸術広場、香港文化センター付近、尖沙咀鐘楼、ウォーターフロント・プロムナード」

・アプリの使い方
1.各スポットに設置された赤いAR時計をアプリでスキャン
2.スマホのカメラを通して過去の街並みが表示される
3.画面を指でスワイプすると過去の街並みと現在の街並みが入れ替わる
4.カメラマークをタップするとセルフィー機能がアクティベートされる

iPhoneアプリダウンロードリンク(App Store)
https://apps.apple.com/app/city-in-time/id1529072870

Androidアプリダウンロードリンク(Google Play)
https://play.google.com/store/apps/details?id=hk.edu.cityu.cityintime

過去の街並みの3Dメイキング映像はこちら
https://www.cityintime.hk/en/making-of/

< 香港の新型コロナウイルスの状況 >
香港の新型コロナウイルス新規感染者数は昨日9人、感染者合計は11,429人、退院者合計は10,994人、死者合計は204人となっています。ワクチン接種者数は、昨日8,200人、合計は420,900人(人口の約5.6%)で、うち約269,600人がシノバック、約151,300人がビオンテックのワクチンを接種しています。昨日は、59歳男性がビオンテックワクチン接種1週間後に死亡したことが確認されました(ビオンテックワクチン接種後の死亡者は2人目)。