入境者の強制検疫を9月30日まで延長

更新日:2021年02月24日
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制限令延長

本日は、新型コロナウイルスに関する3つの話題「中国や海外からの香港入境者の強制検疫の規制に関する法律が2021年9月30日まで延長されたこと」、「本日より公共場所での集まりが4人まで許可されたこと」、「予告なしのロックダウンが昨晩から再開したこと」をお伝えします。

■入境者の強制検疫を9月30日まで延長
中国や海外からの香港入境者の強制検疫の規制に関する法律が、2021年9月30日まで延長されました。現在の制限措置は、中国、マカオ、台湾からの香港入境者は14日間の強制検疫、その他の外国からの香港入境者は21日間の強制検疫となりますが、強制検疫の対象者や期間などは変更となる可能性があります。具体的には、以下の法律の有効期間を2021年9月30日まで延長すると発表がおこなわれました。

(1) 中国、マカオ、台湾からの香港入境者の強制検疫に関する規制(第599C章)
(2) 疾病の予防と管理(情報の開示)規制(第599D章)
(3) 外国からの香港到着者の強制検疫に関する規制(第599E章)
(4) 疾病の予防と管理(要件と指示)(事業所と敷地)規制(第599F章)
  ※「飲食店での人数制限」などが含まれます。
(5) 疾病の予防と管理(集団の集まり)規制(第599G章)
  ※「公共場所での集まり人数制限」などが含まれます。
(6) 疾病の予防と管理(越境運搬と旅行者)規制(第599H章)
(7) 疾病の予防と管理(マスク着用)規制(第599I章)
  ※「公共場所(屋内、屋外)でのマスク着用」などが含まれます。

■公共場所での集まりを4人までに許可
香港政府は本日24日(火)0時より、公共場所での人との集まりを2人から4人までに許可すると発表しました。

■予告なしのロックダウンが昨晩から再開
昨日の午後8時から今朝7時頃まで、新蒲崗(サンポーコン)の2つのマンションで予告なしのロックダウンが実施されました。新型コロナウイルス検査を受けて陰性結果が確認されるまで、住民の外出が禁じられました。香港政府は新蒲崗のマンション(金橋大廈)で住民1人の感染が確認されたため、隣接マンションと共に感染リスクが高いと判断して実施したことを説明しています。

< 香港の新型コロナウイルスの感染状況 >
香港の新型コロナウイルス新規感染者数は昨日12人、感染者合計は10,897人、退院者合計は10,427人、死者合計は197人となっています。