11月13日から、ホテルでの14日隔離が必須に
11月13日(金)から、中国大陸・マカオ・台湾以外の外国から香港に入る際はホテルでの14日隔離が必須となります。また、香港政府は現在実施中の新型コロナウイルス対策の制限を11月12日(木)まで延長することを発表しました。
■13日(金)から、ホテルでの14日隔離が必須に
新型コロナウイルス対策として実施されているホテルや自宅での14日間隔離ですが、11月13日(金)から「ホテルでの14日隔離が条件」となります。家族への感染などを防ぐための措置であり、自宅がある場合でもホテル宿泊が必須です。14日間以上のホテル予約書を提出することも義務となっています。
中国大陸・マカオ・台湾からの入境については、これまでと変わらず14日間の自宅隔離も許可されます。ただし14日以内に中国大陸・マカオ・台湾以外に滞在していた場合は、ホテルでの14日隔離が必要です。
香港入境後の流れですが、まず指定の場所で新型コロナ検査を受けます。陰性の場合は自分が予約したホテルに移動し14日間の自主隔離をおこない、陽性の場合は病院に送られます。なお、現時点で香港入境が許可されているのは香港人または香港ビザ保有者となります。
また、ハイリスク国に指定されている15か国(バングラデシュ、ベルギー、エチオピア、フランス、インド、インドネシア、カザフスタン、ネパール、パキスタン、フィリピン、ロシア、南アフリカ、イギリス、アメリカ、トルコ)からの入境は、ホテル予約書に加えフライト前72時間以内の陰性検査結果の提出が必要です。
■新型コロナ対策制限が12日まで延長
香港政府は、現在実施中の新型コロナウイルス対策の制限を11月12日(木)まで延長することを発表しました。食物及衛生局の報道官は「香港内での新型コロナ感染状況は10月半ば以降おさまりつつあるが、経路不明の感染はまだ見つかっている」と話し、引き続き注意するよう呼びかけました。
< 制限が継続される項目 >
・店内飲食、深夜2時~朝5時は禁止
・飲食店の収容人数は75%まで、1テーブルにつき6人まで
・バー、パブ、ナイトクラブの収容人数は75%まで、1テーブルにつき4人まで
・飲食店内のテーブル間は1.5メートル以上離す、または仕切りを設置
・飲食中以外はマスク着用
・公共場所での集まりは4人まで(ツアーや結婚式での例外を除く)
・公共場所(屋内、屋外)でのマスク着用(運動時を除く)
< 香港の新型コロナウイルスの感染状況 >
香港の新型コロナウイルス新規感染者数は昨日9人、感染者合計は5,346人、退院者合計は5,109人、死者合計は105人となっています。