中国国際航空と香港政府がキャセイ航空を救済?

更新日:2020年06月09日
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本日は、キャセイ航空の株式取引が停止され中国国際航空による買収の噂や香港政府による救済が大きな話題となっています。他にも、オーシャンパークが再開し大人30%オフ、子供無料で入場できることが話題となっています。新型コロナウイルスの状況と合わせてお伝えします。

■中国国際航空と香港政府がキャセイ航空を救済?
今朝9時より、キャセイパシフィック航空と同社株式を45%保有するスワイヤーパシフィック、同約30%を保有する中国国際航空が香港証券取引所での株式取引を停止しており、中国国際航空による買収の噂や香港政府による救済を各メディアが随時伝えています。

香港メディアSCMPは、キャセイパシフィック航空の資本再構築のため香港政府が300億香港ドルのローン救済を主導することや、新規株発行を報じています。ブルームバーグでは、中国国際航空がキャセイパシフィック航空の株式をスワイヤーパシフィックより取得し、買収を提案する可能性があるとの観測を伝えています。

キャセイパシフィック航空は新型コロナウイルスの影響を大きく受けており2020年1月~4月に45億香港ドルの損失が出ています。

■オーシャンパーク再開。大人30%オフ、子供無料
香港政府から54億香港ドル(約750億円)の援助を受け倒産危機を免れたテーマパーク「オーシャンパーク(海洋公園)」が、6月13日(土)に再開します。

最初の1ヶ月間は、大人30%オフの350香港ドルで入場でき園内で利用できる350香港ドル分のクーポンがもらえます。11歳以下の子供は入場無料で50香港ドル使うと50香港ドル無料のゲームクーポンがもらえます。ただし、大人の入場にはネットで事前予約が必要(子供とシニアは不要)です。

また、最初の2週間は収容人数を25%に制限し、その後徐々に増やしていくとオーシャンパークは説明しています。7月31日まで毎週火曜日が休園日となります。

<香港の新型コロナウイルスの状況>
香港内の新型コロナウイルスの感染者数合計は、昨日から1人増え1,107人、退院者数は1,049人です。昨日新たに感染が確認された1人はパキスタンからの帰国者です。