新型コロナウイルス、香港で4人目の死者

香港内の新型コロナウイルスの感染者は昨日から2人増え131人、うち退院者数は66人、今朝は4人目（80歳男性）の死者が確認されました。本日の香港ニュースは、「香港会社の中国工場の9割が業務再開」、「機内食の提供会社、従業員250人全員を解雇」、「許留山、複数店舗の家賃滞納」が話題です。

■香港会社の中国工場の9割が業務再開
香港の中国製造業協会「中華廠商聯合會」の会長デニス氏が「香港会社が持つ中国内工場の約90％が業務を再開しているが、完全に復活するにはもう少し時間がかかる。今年の香港の製造業は赤字の見込み。中国の地方政府による優遇措置を受けて業務を再開している会社もあるが、業務停止をしていた期間は大きな損失となっている」と話しました。

■機内食の提供会社、従業員250人全員を解雇
香港のキャセイパシフィック航空に機内食を提供している会社「Winson Holdings」がフライト数の減便による影響で、全ての従業員250人を解雇したと航空業界の労働組合が伝えています。その他にも、キャセイパシフィック航空に機内誌を提供する会社も従業員60人を解雇する予定があると同組合が伝えています。

■許留山、複数店舗の家賃滞納
マンゴーデザートの超有名店「許留山」が、複数店舗の家賃滞納により再び訴えられています。2019年にも各店舗の不動産オーナーからの家賃滞納で訴えられていました。