北海道などからの香港入境者に隔離措置
本日は、北海道などからの香港入境者が14日間の隔離対象となること、JALが羽田香港線を成田発着に変更すること、休校が延長となる可能性があること、が話題となっています。また、香港内の新型コロナウイルスの感染者は、昨日から5人増え120人。中国全体での感染者は80,778人(24人増加)、死者は3,158人(22人増加)となっています。
■北海道などからの香港入境者に隔離措置
香港政府は3月14日(土)0時から、過去14日間に以下の国または地域を訪れた入境者に対して、14日間の強制隔離の対象とすることを発表しました。(韓国とイランは既に隔離対象)
< 国 >
イタリア全域
< 地域 >
日本:北海道
フランス:ブルゴーニュ・フランシュ・コンテ地域圏、グラン・テスト地域圏
ドイツ:ノルトライン・ヴェストファーレン州
スペイン:ラ・リオハ州、バスク州、マドリード州
香港居住者・非居住者のどちらも対象者となります。強制隔離の場所は香港政府指定の検疫センターとなります。
■JALが羽田香港線を成田発着に変更
日本航空(JAL)は、週4便を運航する羽田-香港線(火・木・土・日)を成田発着に変更し、これまで運航していた成田便を運休することを発表しました。
< 変更便 >
羽田⇔香港 3月12日~28日(火・木・土・日)
< 運休便 >
香港→成田 3月11日、13日、16日(月・水・金)
成田⇔香港 3月17日~28日
■休校が延長となる可能性(メディアSCMP)
幼稚園から高校が4月19日(日)まで休校となっている香港ですが、休校の延長案が出ていることを香港メディアSCMPが伝えています。
SCMPは幼稚園や小中高校の校長に取材し、高学年(日本の高校1~3年生)の登校をまず再開する案、小学校は5月4日に再開するという案、幼稚園は5月半ばに再開するという案などがあることを伝えており、今後、香港政府との話し合いがおこなわれるとのこと。