居住用物件の家賃がここ2年で最安。その他ニュース

更新日:2020年02月20日
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物件家賃

新型コロナウイルス感染者は中国全体で74,576人(394人増加)、死者は2,118人(114人増加)となりました。香港内では感染者が3人増え65人、死者2人となっています。また、ダイヤモンドプリンセス号に残されていた香港人106人が香港に到着し、これから火炭(フォータン)の検疫場所で14日間の隔離がおこなわれます。他にも新型コロナウイルスに関するニュースを以下に4つ案内します。

■居住用物件の家賃がここ2年で最安
香港の居住用物件の家賃が2018年3月以来最安となっていることが不動産会社Spaciousのデータより話題になっています。あわせて不動産会社コリアーズ・インターナショナルの代表者が「最近引っ越しをした家族は、元の家賃より最大12%安い物件を見つけている」とコメント。

海外への引っ越しをサポートする会社、リンクス・インターナショナル・リロケーションの代表者は「2月第2週の引っ越しの問い合わせが昨年より45%増えた。学校休校を延長するとの政府発表があったため、今後も引っ越したい家族が増えそうだ」と話しています。

■中国産の野菜高騰、香港産の野菜に行列
香港政府の蔬菜統營處(野菜マーケティング所)によると、旧正月以降、農産物の価格が通常より30~100%上昇しているそうです。香港メディアSCMPによると、香港の需要の大部分を占める中国本土産の価格が高止まりしており、週末に新界(ニューテリトリー)の農場で香港産の野菜を求めて行列ができる現象がみられているとのこと。香港産はもともと供給量が少なく中国産より20~30%高値で販売されていましたが、農場訪問者からは「今は中国産も高いので香港産の方が魅力的だ」との声が出ているようです。

■香港航空、従業員550人以上に解雇通知
香港メディアThe Standardによると、香港航空は2月7日に従業員400人に解雇通知をし、さらに昨日も150人以上へ解雇通知(最終出社日3月18日)をおこなったと伝えています。また、解雇以外の従業員にも月2週間以上の無給休暇を求めているとのこと。香港航空の従業員数は、SCMPによると2020年1月1日時点で3,481人です。

■ロシア、本日より香港人の入国禁止
ロシアは本日20日より、香港人を含む中国人のロシアへの入国を原則禁止しました。就労(出張)、個人旅行、就学、観光などを目的にした入国が禁止となり、第三国への乗り継ぎ目的での空港利用は認められます。なおロシア政府は、これまでにロシア内で確認された新型コロナの感染者は中国国籍の2人だけと伝えています。