香港とロンドン、犯罪件数の大きな差
更新日:2018年12月21日
香港の政治家である陸頌雄氏がfacebook上で、香港(人口約745万人)とロンドン(人口約905万人)の2018年1月~10月の犯罪件数を比較。強盗件数は「香港130件、ロンドン27,096件」、侵入罪(空き巣など)は「香港1,283件、ロンドン65,515件」、窃盗は「香港17,909件、ロンドン273,629件」と極めて大きな差があると発表し、香港内で注目が集まっています。
なお、日本警視庁の東京都(人口約1386万人)の犯罪統計データをみると2018年1~11月の期間での強盗件数は1,659件、侵入罪は57,564件、重要窃盗犯は70,356件となっています。(香港警察の統計とは対象期間や犯罪種類の区分が異なることをご了承ください)
陸頌雄氏は、香港の犯罪率が低い理由について「市民の意識が高く、また、失業率が低いため犯罪をしなくても生活ができるし、警察による検挙率も高い」とコメント。また陸氏自身も約10年前にカメラや撮影機材の窃盗被害に遭ったようで、その時は香港警察が犯人を見つけて全て取り戻したと過去の経験談を伝えました。
今回、陸氏が比較したデータは以下の香港警察とロンドン警視庁の統計データとなります。